睡眠障害医療センター終了のお知らせ |
当センターの診療は、吉田センター長の退職に伴い平成21年11月末日を持ちまして終了となります。
長い間、ご利用頂きまして有難う御座いました。
尚、吉田先生による睡眠障害の診療は、「若葉内科クリニック」にて引き続き行っております。詳しくは、下記クリニックへお問い合わせ下さい。 |
お問い合わせ:
若葉内科クリニック
〒350-2203 鶴ヶ島市広谷645番地1
TEL:049(298)5308
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◇センター長ご挨拶
◇はじめに
◇外来診療
◇診療内容
◇いびき
◇睡眠時無呼吸症候群
◇睡眠ポリソムノグラフ検査(PSG)
◇検査当日の手順
◇入院時(検査当日)ご持参いただくもの
◇〜自己負担額〜 1泊2日入院(保険適用)
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当センタ−には、睡眠時無呼吸・低呼吸症候群の診断用の簡易型モニタ−を始め、睡眠障害の診断に欠かせない睡眠ポリソムノグラフ検査機器(ソムノスタ-α)を備えて対応しております。
治療面では、睡眠時無呼吸・低呼吸症候群については、近隣の小川赤十字病院耳鼻咽喉科や各診療所との密接な病病・病診連携をはかり実績を集積しております。
スタッフ一同、日々研鑚し、多くの患者様のお役に立ちますように努力いたす所存でございます。当センタ−をご利用ください。
睡眠障害医療センター センター長 吉田 哲
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睡眠は、脳の疲労を回復し、同時に身体的疲労を回復します。さらに、体のリズムを整え健康維持に重要な働きをしています。
睡眠障害には数多くの疾患がありますが、日本人口の約10%が不眠症、5%が睡眠時無呼吸障害、更に1〜2%が睡眠時無呼吸症候群(125〜250万人)が潜在しているといわれています。
これらのうち、重症の睡眠時無呼吸症候群の予後は悪く、また、昼間の眠気により、就業や学業の作業効率の低下、更に自動車事故の発生率が健常者に比べ7倍高いと報告されています。睡眠ポリソムノグラフ検査(PSG)は、睡眠障害の原因を正確に判断するうえで不可欠な検査です。しかし、睡眠ポリソムノグラフ検査のできる睡眠検査センターは、日本には極めて不足した状態にあり、増設が望まれているのが現状です。
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原則として、火曜・水曜・木曜日(受付時間8:30〜11:30 13:30〜16:30)の週3回及び土曜日(月2回 受付時間8:30〜11:30)。
月2回の土曜日は再診患者の診察のみで、初診の方は土曜日を除いた火曜・水曜・木曜日の午後に初診の予約を御取りのうえご受診下さい。
※睡眠ポリソムノグラフ検査の日程は外来受診時に相談のうえ決定させていただきます。
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●主な対象疾患: いびき
睡眠異常(各種の不眠症・睡眠時無呼吸症候群・ナルコレプシー・上気道抵抗症候群・むずむず脚症候群など)
睡眠覚醒リズム障害(睡眠後退症候群など)
睡眠時随伴症(夜間せん妄など)
治療内容: 一般的不眠治療
●心療内科
睡眠呼吸障害治療
経鼻的持続陽圧補助呼吸法(シーパップ)
特に耳鼻科医(近医)との病診連携診療
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いびきは、様々な原因により空気の通り道が狭くなり発生します。さらにこの通り道が完全にふさがってしまうといびきは消え、息が止まった無呼吸状態になります。主ないびきの原因としては肥満・アルコール・薬物・アデノイド・咽頭部の異常・鼻疾患などがあります。
●子供のいびき
一般に子供はいびきをかきません。もし、子供がいびきをかき、日中眠気があったり、落ち着きがなかったり、やる気がなかったりするようなら、いびきによる睡眠不足が疑われます。また、無呼吸などの症状を起こしているようであれば体内の脳を始め、全身の臓器が酸欠状態にさらされ、身体の発育に影響がでてくる可能性があり、注意が必要です。小児の「いびき」や「無呼吸」の原因の多くは扁桃腺やアデノイドの肥大で、手術により劇的に改善されます。治療は、小さい時期では困難ですができるだけ早く行ったほうがよいことが報告されています。
上記の症状のあるお子さんをお持ちの方は、一度当院でご相談ください。
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睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている時に呼吸が止まり、大きないびきを繰り返す病気です。一般の健康な成人でも呼吸が 止まることがありますが、その呼吸停止が10秒以上続くものを無呼吸といい、その無呼吸が1時間あたり5回以上見られる場合に睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
症状としては・・・・
◇習慣性の強いいびき
◇日中の強い眠気
◇朝の目覚めが悪い・頭重感
◇集中力の低下
◇朝や夜間にのどが渇く
◇夜間の頻繁なトイレ
●合併症
高血圧が2倍、冠動脈疾患が3倍、脳血管障害が4倍の発症危険率があるといわれています。
●交通事故の発生
一般ドライバーの7倍の発生率があるといわれています。
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睡眠の状態(睡眠の深さ、持続時間)や睡眠中の身体機能(呼吸や循環器、身体の動き)などを同時に測定することによって睡眠が適切にとれているか、また身体機能に問題がないかを調べる検査です。PSG検査は、睡眠障害の原因を正確に判断するうえで不可欠な検査です。
睡眠時無呼吸・低呼吸症候群やむずむず脚症候群等の睡眠障害の原因を診断するために、PSG検査を行います。この検査は、頭や顔・胸・腹・などに電極センサーを装着し、睡眠中の脳波や呼吸の状態、動脈血酸素飽和度・心電図などの生体情報を得ます。検査にあたって大切なことは、ご家庭で眠っているようにリラックスして眠っていただく事です。
●その他の検査
肺機能検査/動脈血酸素飽和度/心電図/血液検査
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診察券、健康保険証、洗面用具、スリッパ、常用薬、寝間着、飲み物、印鑑
※ご注意
1.検査当日は、昼寝をしないでご来院下さい。
2.常用薬やアルコールを飲んでよいか、予め医師とご相談下さい。
3.検査前日は、洗髪し、整髪料等はつけないようお願い致します。
4.あごにセンサーを装着するため、ヒゲの濃い方には、ヒゲ剃りをお願いする場合があります。また、ヒゲをのばしている方は、予めご相談ください。
5.検査当日に体調が悪い場合には、医師と相談の上、検査を中止するか否かを決定しますので、電話でのご連絡をお願い致します。
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保険種別 |
負担率 |
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ご本人 |
ご家族 |
社会保険 |
30% |
30% |
国民保険 |
30% |
30% |
老人保険 |
10%・20%・30% |
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※尚、個室料として1泊2日で3,000円別途かかります。
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